目が見えない人、耳が聞こえない人、歩けない人、透析をしている人、発達に遅れがある人、人とうまく付き合えない人、何故か声が出てしまう人、家族とはうまく話せるのに、外では話せない人……。人それぞれ障害を抱えています。
私の障害は人とのコミュニケーションが成立せず、つい相手を不快にさせてしまう事です。
嫌われる事。それが私の障害です。
先日、叔母が私に「それ、◯◯さん(妹)に渡してね」とプレゼントらしきものを買ってきました。
それはサプライズのプレゼント。
私には無しです。
妹には誕生日プレゼントもあげています。
私にはスルー。
発達障害は実の叔母にも理解されないのです。
悲しいけれど、これが現実です。
でも、私はその現実を受け入れています。
友達と縁を切られた時もそう。
それが障害だから。
全盲の人には車が運転できません。
どう足掻こうと無理なのです。
下肢障害の人に、車椅子無しで全力で50kmを10秒以内で走れと言っても無理です。
ろうあ者にカラオケを歌わせてもむりです。
彼らはもちろんその現実を受け入れています。
できないものはできないのです。
だから、私は最近は人から嫌われた時、車を運転できない全盲の人、カラオケを歌えないろうあ者を思い出しています。
それが障害だから。